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2024/10/12

2024年ノーベル化学賞も人工知能(AI)関連研究に授与されました。晴天の霹靂で、本当にビックリしました。この受賞は私にとっても大きな意味があります。
即ち、ソフトでもノーベル賞の対象になるということです。

 ノーベル化学賞が発表され、以下の三名に授与されました。受賞内容は「人工知能(AI)を用いたタンパク質の三次元構造予測」です。この受賞対象となったソフトは「アルファフォールド」です。

 受賞された先生はデビッド・ベイカー氏と、ジョン・ジャンパー氏およびデミス・ハサビス氏です。受賞の内容等はWEB を参照していただければ詳細がわかります。

 タンパク関連研究は直接関与していないので明確にはわかりませんが、以前より「アルファフォールド」のタンパク三次元構造創出精度は突出していると聞いておりました。今回の受賞にて、ノーベル賞を受賞するほどの高い精度を持ち、これが実際に評価されたということとなります。

*ノーベル賞の受賞基準が大きく変化している: ノーベル物理学賞に続いてノーベル化学賞でもAI関連技術に関する受賞であったことは、本当に時代が大きく変化していることを感じます。私も、化学分野で昔からデータサイエンスによる創薬研究を続けてきており、同時に機械学習という観点からニューラルネットワーク等の展開、開発等続けてきて、AIとも深く関与してきました。化学分野では化合物を扱うことが必要で、この化合物の扱いでアナログ的な観点とデジタルとの融合が大事となります。この点で様々な技術的困難さが存在しますが、頑張ってゆきたいと考えます。

ソフトウエアもノーベル賞受賞の対象になる 今回の受賞、特にノーベル化学賞で特筆すべき事項として、AIでの受賞もありますが、特に驚いたのはソフトウエア自体が受賞したということです。通常の常識として、今回の発表があるまでソフトウエアでノーベル賞の受賞はありえないと考えておりました。アルファフォールドは確かにAIシステムであり、この点が強調されています。しかし、たまたまAI の適用で革新的な高い精度と実績を出したということであり、真の受賞理由はタンパク三次元構造創出の精度を劇的に高めた事であり、この点が評価されています。これは、将来的に更なるアルゴリズムが出て現在のアルファフォールドを追い越すような実績を出せば、新たなノーベル賞も考えられるわけです。

ソフトウエア開発研究の意義が大きく変化する 今回の受賞はソフトウエアを開発する研究者にとり大きな励ましとなります。ソフトは構築しても論文にならないということで、研究とは一線をおいて扱われてきました。この基本が、ソフトウエアでも波及効果や精度が高ければノーベル賞の受賞対象になるというように大きく変わりました。ソフトは研究実施上での単なる道具にしか過ぎないという概念が変わり、ソフト自体の構築もノーベル賞の対象となることが示されました。

 ちなみに、私が以前より実施して開発してきたデータサイエンスの KY (K-step Yard sampling)は、基本原理上常に100%分類を実現する手法です。予測率向上を実現すれば、現在実施されている毒性(安全性)・薬理活性・物性評価でも大きな成果が出せるはずです。頑張ります。

*創薬全体から考えると、その第一関門が開かれた段階です: 創薬を実施しているとお分かりかと思いますが、タンパクの三次元構造がわかれば創薬完了というほど簡単ではありません。次にドッキングシミュレーションが待っており、この解決が大変です。これが完了して化合物構造式が決定されたとしても次は、私の行っているADMEや安全性評価のクリアが必要です。さらに、フェーズ1から3の臨床試験が待っています。今後、残った部分でのAI適用による創薬開発精度の向上が目指されますが、今回のノーベル賞の授与により、AIを含めたソフト関連の展開は急速に広まってくると考えます。やりがいもあるし、とても楽しい時代になりつつあると感じます。







2024/10/11

2024年ノーベル物理学賞における人工知能(AI)研究での受賞が意味するもの。 ノーベル賞の受賞の流れ/内容が変わった?

 従来のノーベル賞は「自然界に存在する物質を対象とした研究」に限っていましたが、時代とともにノーベル賞受賞の流れは徐々に変化してきました。ノーベル賞は基本的に、「人類に大きな貢献をもたらした様々な研究」に与えられるものです。この観点で、ノーベル賞も研究のみならず、研究成果による人類への貢献が大きい事例への授与も始まりました。例えば日本の研究者では、「イベルメクチン」で受賞された北里大学の大村智博士は、世界で4億人の命を寄生虫から救った実績が認められてノーベル賞を授与しました。また、天野浩博士、赤崎勇博士、中村修二博士の三名は青色発光ダイオードの開発で受賞されました。これは、光を通じた持続可能なエネルギー利用に大きな貢献を及ぼしたという事実によるものです。

 今回の人工知能関連研究の受賞ですが、人工知能研究は適用技術であり、且つ工学分野の研究なのでノーベル賞受賞の対象にはならないと考えていた私には、驚きと同時に素晴らしいことと感じました。今後のAI 関連技術の発展と展開が楽しみとなりました。



2024/10/10

2024年ノーベル物理学賞がAI関連の研究者に授与されました。これはノーベル賞としての新しい流れであり、私としてはとてもうれしいです。

 2024年度のノーベル物理学賞は人工知能(AI)に関する二名の研究者に、以下の内容にて授与されました。

『人工ニューラルネットワークによる機械学習を可能にする基礎的発見と発明』

*ジョン・J・ホップフィールド (John J. Hopfield)
 プリンストン大学、ニュージャージー州、アメリカ合衆国

*ジェフリー・E・ヒントン (Geoffrey E. Hinton)
 トロント大学、カナダ

 近代の人工知能研究は、人間の脳における神経回路網の形態を取り入れるところから始まり、ニューロンとシナプスで構成される様々なネットワーク構造を有する人工ニューラルネットワークが提案されていた。ホップフィールド先生はパターンの記憶とその記憶を思い出す能力を有する「連想記憶モデル」を提案し、近代のAIの基本を築きました。

 ヒントン先生は、ニューロンとシナプスを円形でつないだ「ボルツマンマシン」を提案し、学習データから様々な二次パラメータを計算(即ち、学習)して見せた。その後、多層形式のニューラルネットワークでの機械学習アルゴリズムである深層学習等を開発し、現在のAI草創期を導きました。

 両先生は、近代の機械学習による人工知能(AI)発展における基本である二つの事項(ニューラルネットワーク構造および学習アルゴリズム)に関して先導的な研究を実施されてきました。両先生は、最新の人工知能研究では基本中の基本の部分を構築されております。




2024/09/05

 すごい絶景、凄すぎる。 氷河が集落の目前に迫り、周辺を見れば氷河が10本程度見渡せ、それぞれの氷河のスケールも絶大・・・・

  極北の地、ニーオーレスンに着きました。氷河、氷河、氷河、もう信じられない世界です。ついた港?の埠頭には流氷が流れ着いており、触ることもできました。天気は曇りで、気温が3度でしたが、風がないため、防寒具を着ていれば問題ないです。唯一失敗したのは手袋です。忘れたので、船内で購入しましたが、皮製でないと風が当たって手袋内部も冷たくなり、カメラの操作が困難となります。上陸地点では風がなかったので問題なかったのですが、船に乗ってトップデッキに立つと意外と風が強く、手袋の手が冷たくなり、カメラの操作も困難となりました。チャンとした装備が必要ですが、30度前後の千葉にいた時は、ここまで下がるとは想像できませんでした。

 ここは景色のみならず様々な点で他の寄港地とは異なる点が多くあります。

1.停船時間は4時間のみ

2.歩ける範囲は埠頭から整備された区域のみで、以外は進入禁止

3.進入禁止内にある観光スポットに行くには、ライフルを持ったガードの参加が必要

4.歩ける範囲内でも基本的に歩ける部分は、砂利道か板で作られた歩道のみである

5.通信が極めて重要なので、半径20㎞以内はWi-Fi禁止 

 なんやかんや言っても、とにかく絶景・・・。は通常は遠くの山の上のほうに少し見えるだけの氷河が、すぐそこにあり、氷河から流れ出した流氷も手で触れるし、氷河も奥のほうは見えなくなるくらいの極大氷河。それが10本程度ある。とにかく、この絶景に感動です。


2024/09/03

 着きました! 西洋北端の地スヴァールバル諸島。もうじきロングイェールビーンに着きます。

  現在の気温7度Cです。北緯78度、東経15.6度。こんな北の地の体験なし・・・・。本日の気温5度で、曇り。

 規模的には町ですが、スヴァールバル諸島の首都であり、町並みは綺麗で整然としています。バスで市内観光と、郊外に出て犬ぞりのセンター的なところで犬ぞりについての説明を受けました。乗り方、特にブレーキのかけ方は印象的でした。犬ぞり本体につけられた板のようなものを雪面に突き刺すのと、それでも止まらないときは船の錨のようなものをそりから投げて、力づくで止めるそうです。止まった後に錨を上げて再スタートする時は必ず、そりに乗ってから上げないと、そりだけ走って一人残されるので要注意だそうです。極寒の地で一人残されたら惨めですね。

 犬ぞりの犬はハスキー犬が多かったそうですが、最近は多種多様の犬が採用されているそうです。犬は大型ですが非常に人懐く、手で触るととても嬉しがって、体を寄せてきます。犬好きの私にはとてもたまらない時間でした。

 郊外に出ると道路は舗装されておらず、バスはがた凹道を走っていました。暫く走ったのちに犬ぞりセンターに着きましたが、下車地点から犬ぞりセンターまでの歩きには、ライフル銃を持った警備人?が一緒に犬ぞりセンターまで付き添い、センターにても終始そばにおり、バスに乗るまで一緒におりました。ここまでするのかと思いましたが、スヴァールバル諸島の公的な規制事項となっているそうです。




2024/09/02

 最北端の集落まで来ました。ここは夜のない、白夜の世界です。 オーロラが見れません。

 白夜についてはいろいろと学んでいましたので、太陽が沈むことなく地平線をまたいで太陽が出入りするという程度しか認識していませんでした。やはり机上の空論的なものですね。

 まず、太陽が沈んだ、イコール暗くなるということでは無いと。いくら何でも、夜中の一時や二時では真っ暗なはずということが甘かったですね。カナダのイエローナイフでオーロラを見た時は、夜中の一時ごろから三時くらいまでは真っ暗闇でした。イエローナイフはかなり緯度が高いのですが・・。

 白夜では、闇は無くて十二時過ぎても、二時や三時でも薄明るくなっています。したがって北緯が高いほどオーロラ見れると思って楽しみにしていたのですが、夢は消えました。もっと南に行かないと駄目ですね。




2024/09/01

本日は一日中船上でのクルージングです。ホニングスヴォーグからスヴァールバル諸島のロングイェールビーン(Longyearbyen)と、ニーオーレスン(Ny-Alesund)に向かっています。

  本日、次の目的地に上陸するためのレクチャーがありました。ロングイェールビーンは人口2千人の町で、最も北にある町で、炭鉱の町だったそうです。現在は大学もある町となっています。一方で、ニーオーレスンは人口は冬季は24人という、ごくごく小さな集落で、民間人が定住する世界最北の集落だそうです。

 ニーオーレスンのレクチャーでは、集落の大まかな内容や自然の景観などが説明され、主として観光にあたっての注意事項が示されました。集落内の近くに鳥の繁殖地とその他のエリアがあり、そこは立ち入り禁止区域です。禁止エリア外に著名な観光スポットがありますが、そこに行くときは8人単位で行き、銃を持ったガードが一人つくそうです。また、周辺20Kにわたり電磁的悪影響を避けるために、WiFyや無線関連の機器は使用禁止となります。生活の大部分が無線を頼っているので、このような措置が取られるそうです。また、郵便局があり、もちろん世界最北の郵便局です。切手を貼ってポストに郵便物を投函すると、ここのスタンプが打たれて世界中に届くそうです。







ついに来ました極北の地、北の岬(NORDKAPP, North Cape)です。

  トロムソからさらに北上し、ホニングスヴォーグに着きました。ここはヨーロッパにおける最北端の北の岬に行く、最短距離の町です。人口はやはり二千数百名の小さな町です。NORDKAPP(North Cape)まではバスで約40分です。ツアーの目玉は二つで、一つはカニの料理についての話と、カニ料理を食べるものです。二つ目がNORDKAPPでした。最初のカニ料理の時はノルウエー特有の天候で、カニ料理の説明中にも寒くて、氷雨、曇り、晴れ間が繰り返されました。天気は数分から十分単位で変化すると実証しました。

 NORDKAPPに行く過程ではこの天気が嘘のように変化し、晴れ間がのぞいたと思ったらそのまま晴れが広がり、気温も上がり(14度)、風もなく、心地よい天気となりました。北の岬には地球を模したモニュメントがあり、その周辺では多くの人々が写真を撮っていました。モニュメントは北極圏との境目を示すものと殆ど同じでした。

 NORDKAPPは海面から数百メートル上の、断崖絶壁の上に建てられています。帰船後、次の目的地に向かうフェリーから岬の下から望みましたが、かなり高い断崖絶壁の上にモニュメントが立っているのがわかり、天気も良く、素晴らしい日となりました。







2024/08/30

有名なトロムソです。アムンゼン卿の極地探検活躍のベース基地です。

  トロムソは人口約6万5千人の大きな市となります。市の中に湾をまたぐような大きくて形の良い橋が架かっており、通行量も多い感じです。橋を渡ってすぐの場所には有名な建築家が建てた教会があり、そのスマートな形は印象的です。ただし、わけがあって建築後に設計者は自分が設計したものではないことにすると宣言したそうです。私は、設計者の考えには理解できますが、設計と実用の違いは設計上の問題点ですね。なぜこのようになったかは、興味があれば調べてみてください。また、そばにはロープウエーがあり山頂からの眺望は絶景です。

 トロムソは南極および北極探検で著名なアムンゼン卿の南極や北極探検のベース基地のような場所でした。市内の歴史ミゥージアムの展示内容はアムンゼン卿関連が多くありました。彼はトロムソの名誉市民で、世界的に著名で、多くの人に尊敬されていますね。私も、アムンゼンやスコットの極点到達競争は学んでいましたが、トロムソがアムンゼンの極地探検のベース基地とは知りませんでした。とても素晴らしい市です。残念ですがアムンゼン卿は次に挑戦した北極点到達で、飛行機事故にあって亡くなったそうです。その救助隊の飛行機はトロムソから出たそうですが、救助には間に合わなかったとの話でした。アムンゼンが探検委使った飛行機の写真等、とても貴重ですし、飛行機自体もいろいろあって、面白かったです。

 ノルウエーのデザインの素晴らしさは何とも言えないですね。家具、調度品、建築物等が日本にはないすっきりした感じでまとめられています。建物は直線中心ですっきりとまとまっています。家具もスッキリしているし、電話機等も超スマートな形をしているものは北欧系のデザインのようです。また、市内のいたるところにデザイン事務者があるような感じでした。デザインで著名なフランス、イタリアや日本も含めて、北欧のデザインはまた大きな流れを作っている感じがしました。

三番目の寄港地となったハーシュタに着きました。

  いろいろあって、当初の目的地とは異なるハーシュタに着きました。予定地が変わり、12時近くの到着です。港はほとんど風がなくなり、波もなく、凪いでいる状態です。当初予定の寄港地が変更されたのは、日本でいうような台風が迫っていたために、大西洋(ノルウエー海)に近い寄港地を避けて、より内陸の港を選んだからでした。昨日の夜から今朝にかけては大きなクルーズ船ですが、揺れ(主としてヨウイング)、周辺の波も大きなうねりや波がでて、風や雨も強かったですが、新寄港地では信じられない静かさです。 日本は台風10号が大変になりそうですが、ノルウエーにも台風のような大荒れを伴う大きな天気の変化があるようです。

 そんなことで、エクスカーションも変更となりましたので、本日は休んで、近場を散歩してノルウエーの町を楽しんでみます。ハーシュタは人口が2万1千人の大きな町です。人口では、1,2日目の町の10倍の規模があります。この点で様々な興味があります。大学もあり、船からはジャンプ台のようなものも見れました。




2024/08/27

二番目の寄港地のロルヴィクに着きました。(1/4)

  ロルヴィクは人口3千2百人の町で、昨日の町と殆ど同程度の規模の町です。午前8時ころに着きました。朝食バイキングを食べてからタウンウォーキングです。人口は昨日の町と同程度ですが、もっと大きく感じられました。これは比較的近場に大きな町がいくつか存在するためでしょう。フィヨルドを挟んだ島と島の間には大きな橋が架かっており、このようなインフラの充実度が活気をもたらしていると考えます。

 タウンウォーキングは、近くにあるミゥージアムの見物です。三か所をめぐりました。一つはノルウエーの生活博物館のようなもので、ノルウエー人の典型的な生活環境の展示でした。二つ目はノルウエーの歴史博物館的なものでした。この種の博物館は昨年のノルウエー見物で他の場所で見ているので、思い出しました。

 三番目のミゥージアムがとても印象的で素晴らしいものでした。町の通信関連のインフラに関する展示です。ノルウエーの沿岸地帯はフィヨルドのために極めて地形が複雑で人は少なく、孤立した狭い場所に少人数で暮らしており、交通の便もないようなところに住んでいます。このような条件で人々のコミュニケーションをとる手段として、電話や無線等の通信手段が発達したそうです。小さな町ですがかなり昔からラジオ局があり、コミュニケーション手段としていたそうです。電話も発達し、かなり昔から導入されていたようです。その発展に関する時系列の展示もあり、素晴らしい展示でした。

 帰船後に昼食をとりゆったりしました。船は次の寄港地目指して午後二時に出発です。





北極海クルーズの初日です。RomsdalのAndalsnesについて、ロープウエイで500M上からの観光。

  朝起きたら船はAndalsnesに着岸しようとしてました。朝食をとってから、陸に上がって観光とロープウエーで500M上の山頂からの景色を楽しみました。フィョルドに面した山頂からの景色を見たのは初めてでしたが最高でした。周辺は360度山塊と、フィヨルドの絶景が続き、近くに見える山頂付近には夏にもかかわらず氷河が数本見えました。このような景色は、ワイドや広角で景色を切り取りしても、この迫力は表現できません。切り取った写真を並べてもジグソーパズルであって、景色の持つこの迫力や雄大さは出せません。一応MVで360度撮影しましたが、???でしょう。

 Andalsnesには鉄道が通っておりました。ベルゲンと?につながっているそうです。人口2千4百人の町ですが、ノルウエーでは大きな感じの町です。簡素で、綺麗で、清潔、静かな素晴らしい街です。しかし町が小さいので病院がなく、大きなケガをした場合はヘリでの移送になるそうです。本日もヘリが飛んでいました。

 帰船後、遅い昼飯を食べました。本日の夕食はバイキングではなく正式なディナーです。何が出るのか楽しみです。

*写真やMVは旅行が終わったら、このブログの適当な場所に埋め込みます。タイムラグがありますが、よろしくお願いいたします。





2024/08/26

オスロからベルゲンに来てフェリーに乗船しました。

  オスロからベルゲンは約45分の飛行旅です。昨日はオスロで激しい気候変動?(というのでは無く、天気の変化ですね)に会いましたが、ベルゲンも同じで、短時間のうちに雨、強雨、雷雨、晴れの変化が数時間単位で繰り返されます。空港から港に移動する間にもワンセットの天気の変化がありました。昨日よりもレベルが高く感じました。

 なお、気温はオスロが20度でした。今日のベルゲンは13度です。東京で35度の日々を暮らしていた私にとってはかなり厳しい気温の変化です。

 フェリーに乗船して早速昼食で、バイキングです。まもなく夕食のバイキングとなり、満腹です。北極海フェリーは魚関連の料理が多いので、地中海島のフェリーと比べて料理はおいしく感じます。体を休めている間に眠りから覚めると最初の寄港地です。楽しみです。




2024/08/25

ノルウエーに向かっています。

  ノルウエーのクルーズ船にて北極圏旅行にまいります。とても楽しみにしています。

 成田を出発してドバイに行き、ドバイからオスロに行く旅程で、約1万4千キロの飛行機旅です。飛行の搭乗時間は10時間+5時間で約16時間ですが、とにかく疲れました。

 オスロの飛行場から徒歩数分のホテルで一泊し、明日は大西洋側のベルゲンに向けて飛行します。オスロについた時は雨でしたが、その後強い雨になり、風も強くなりましたが、その後は雲が切れて晴れました。しかしその後再び雨、風、強い風、晴れと数時間単位で繰り返しました。運よく虹も見れました。

 このように、天気がフルセットで数時間単位で変わるのはこの時期のノルウエーの特徴だそうです。なお、夜の9時ごろまで明るかったです。




2024/08/08

千葉 幕張での花火大会のムービーです。研究の中のオアシスとしてお楽しみください。

 花火大会のムービーです。本体はYouTubeにアップされております。ここにはそのMV へのリンクを張りますので、見てお楽しみください。

 千葉・幕張での花火大会 (YouTube)

 花火も毎年見ていると、内容が徐々に変化しているのを感じます。
 研究も、「コンピュータ時代」から「情報時代」へと大きく変化する中で、従前の手法や変化の無い形で研究を続けられるようなことは考えられません。新たな時代の新たな技術であるAIを研究に積極的に取り入れて、「自律(オートノマス)型」研究を推進してゆきましょう。
「コンピュータ時代」のAI は、研究上での単なる一つの道具(即ち、AI創薬)にしかすぎませんでした。しかし、「情報時代」のAI は研究者のよき相談相手(即ち、AI創薬研究)となることが可能な次世代型のAI です。今後、急速に研究分野での適用が展開されると考えます。

 全国的に暑い夏が続いております。台風も発生したようです。本土への直撃は殆どないようですが、その後大きく変化しました(最新の報道では直撃し、列島横断)。最近の気象は異常続きなので、ご注意してお過ごしください。
 
        暑中お見舞い申し上げます。






2024/08/06

千葉 幕張での花火大会を見てきました。華やかで、とても幻想的な時間を過ごせました。

  先週土曜日(3日)に、幕張海岸で開催された花火大会を新習志野の堤防側から観賞しました。堤防の前には何もなく、距離的にも幕張海岸から適度に離れており、花火の見物には最適な場所でした。天気も晴れ、適度に風もあり、気象的にもベストコンディションでした。

 以下に、花火大会での写真をアップしますので、楽しんでください。打ち上げ花火と、その光が幕張と新習志野の海面に反射しています。反射光も花火の色により変化しているのがわかります。また、幕張のビルやメッセもシルエットとなっています。

 






本花火の動画は家内が作成中です。完成次第アップ致します。







2024/07/20

CBI学会2024年大会で、「計算ADMET研究会(旧計算毒性学研究会)10周年記念」の開催が決まりました。

 10月28日(月)~10月31日(木)に開催されますCBI学会2024年大会のフォーカストセッションにおきまして、「計算ADMET研究会(旧計算毒性学研究会)10周年記念」の開催が決まりましたのでお知らせいたします。スケジュールは、日時:1030日(水)14:00-15:30で、場所はタワーホール船堀4F研修室となります。

 「計算毒性学(現計算ADMET)研究会」は日本最初の計算毒性学を討論対象とした研究会で、2014年にCBI学会における研究会として発足致しました。この研究会主催による最初のキックオフミーティングが開催されたのが、CBI学会2014年大会で、タワーホール船堀4F研修室でした。

 「計算ADMET研究会(旧計算毒性学研究会)10周年記念」におきましては、10年前の研究会発足時のキックオフミーティングにて最初にご講演いただきました、本間正充先生(現国立医薬品食品研究所)に再びご講演いただくことが決まりました。また、本年のCBI学会2024年大会の大会委員長であります水口賢司先生(大阪大学 蛋白質研究所)よりご講演いただけます。本件に関します詳細は、決まり次第適宜アップ致します。

 「計算ADMET研究」に関与されている研究者の方々や、本研究分野にご関心を持たれている研究者の方々の参加をお待ちいたします。




2024/07/13

PHARMSTAGE 8月号の目次です。

  先に、PHARMSTAGE 8月号の原稿完了しましたと報告しました。

   タイトルは「大規模生成AI時代のADME・毒性データベースの構築と近未来のAI創薬」

 以下のブログ(◆自律型創薬と(大規模)生成AIの連携)に、目次を掲載いたしましたので、リンクいたします。ご興味のある方は見てください。

 PHARMSTAGEの原稿完了しました。今回の目次です。 (insilicoscreening.blogspot.com)





2024/07/11

『PHARMSTAGE』の 2024年8月号の投稿原稿完了しました。 
 現在ゲラ待ちです。

PHARMSTAGE』の20248月号において原稿を作成しており、パタパタしておりアップが遅れていました。昨日、原稿作成が完了し、メールいたしまして、ゲラ待ちとなりました。

 表題は以下のようになります。

 「大規模生成AI時代のADME・毒性データベースの構築と近未来のAI創薬」 

 今回は編集や章立て等にかなり苦労しました。この点で日々奮闘しながら原稿を書いていたのですが、やはりChatGPTやMS Copilot等があるとかなり便利ですね。本当に原稿作成や編集等は以前と比べて効率よく行えるようになりました。個人的にはまだまだ発展してほしいのですが。

 実際に原稿を書いていると、現在の「コンピュータ時代」におけるデータベース構築と、今後の「情報時代」におけるデータベース構築はかなり変化するな―と感じました。「情報時代」に突入したばかりで、今後のAI革命時代のデータベース構築をうんぬんするのは、まだまだ早いと感じます。しかし、ChatGPTやその他の大規模生成AI が発表、公開されている現在、今後を議論することはかなり難しいですが不可能ではありません。楽しいです。

 今回の原稿作成においては、「コンピュータ時代」のデータベース構築技術を論じ、更なる「情報時代」におけるデータベースのあるべき姿を予測するという感じで楽しく執必することが出来ました。発刊は8月13日なので、ご期待ください。




2024/06/28

昨日、INTERPHEX(晴海)展に行ってきました。とても楽しかったです。

  昨日、東京国際展示場で開催されていたINTERPHEX展に行きました。ここ数年参加していなかったので、どのようになっているか見たかったし、製薬関連の最新情報を仕入れに行きました。

 数年間行ってなかったので、雰囲気等懐かしく感じました。全体的にハード関連の展示は大きな変化は見られない感じでした。しかし、合成の実験で行っていた撹拌や溶出、包装、その他の機器の展示や、工場建設に対する展示と私の眼には以前に受けた感じと同様に凄いなーの連続でした。合成研究での実験台等も展示されていましたが、奇麗で、機能的で、デザイン性もあり、これだと合成研究も進むだろうなーと感じました。ただ、見過ごしたかもしれませんが、一時急速に普及しだしたHTS関連の展示は無かったようです。でも、HTS関連機器の展示等は機器分析展での展示だったかもしれませんが・・・。そちらに期待したいと思います。

 ソフト関連で、数か所のブースでAI という言葉が出ていたので、いろいろと説明を聞いてきました。先々週参加したInterrop24でもAI関連のブースを探して聴いてきたのですが、その時と技術的な状況に関しては大きな変化はありませんでした。生成AI というのは頭文句に出している感じで、適用も事務関連から、基本概念の説明とか、受注してから始めるという感じでした。またAI と言いつつ、最新の生成AIではなく、通常型の分析・予想型のAIであったりと、現場でも混乱しているようです。創薬関連なので面白い生成AI事例があれば・・・と期待したのですが、残念です。いいチャンスなので、世界に後れを取らないようにするという観点でも頑張ってほしいです。

 とても楽しかったのは、Fujitsuのブースがあり、現役時代の後輩に会えたことです。彼らと情報交換等いろいろとして来ました。また、Fujitsuではないのですが、創薬関連企業の方で計算機化学関連の仕事をされていた知人の方にも会えて、情報交換出来ました。今回の展示会では、やはり旧知の人々に会えることは、展示と関係なくとてもうれしいです。



2024/06/20

MEDCHEM NEWS, SEMINAR, Vol.34, AUGUST, No.3 ,2024.
著者校正が完了いたしました。発刊は、8月1日(木)となっております。。

 医薬品化学部会の部会誌のMEDCHEM NEWSへの投稿ですが、一昨日、著者校正が完了いたしました。本稿の表題は以下のようなものです。

 「コンピュータ時代」の自動型創薬から、「情報時代」の自律型創薬へ

    ~ 大規模生成AIが支える、近未来における創薬研究の形 ~

 目次等は以下のようになっております。来るべき情報時代の研究スタイルとChatGPTによるAI革命がどのようなものであるかについて解説しております。ご期待ください。

https://insilicodata.blogspot.com/2024/06/medchem-news-seminar-vol34-august-no3.html





2024/06/14

本日 Interop24に参加してきました:幕張 12日~14日

 幕張で開催されているInterop24 に参加してきました。最近は学会発表や著述業が中心の活動をしており、展示会等あまり参加していなかったので、久しぶりに賑わいを楽しめました。 幕張近くに住んでいるので、展示会が幕張で開催される時は便利です。

 最近の展開で、AI がどのように実社会で組み込まれているのか最新の情報を得たくて参加しました。参加して大きな変化を感じたのはディスプレイ技術の発展でした。多くの企業がディスプレイを展示していましたが、大きさ、奇麗さ、様々な形状(特に曲面)でのディスプレイと圧倒されました。もともとディスプレイは展示力が目標の技術なので当たり前ですね。

 展示会出展会社も大きく変わっている感じがしました。いつも大きなブースを設けていたMS やインテルのような会社は展示していませんでした。また私の古巣の富士通、他のNTTやキャノン、EPSONといった企業も展示はありませんでした。その他の多くの著名な会社もかなり入れ替わっており、まるで別の展示会に行った感じがしました。

 肝心のAIですが、確かにAI がらみの展示は多くなっていますが、多くは画像認識やその延長上の生成AI という感じでした。あとは業務改善や、IT 技術者の育成等の展示が多く、大規模生成AIの実践という感じでは、まだこれからという感じでした。唯一、大規模言語モデル(LLM)的な機能を持つとして、ChatGPTと機能を比較して展示していたところもありましたが、これからという感じでした。別にChatGPT と比較する必要はなく、自分の機能を強調すればいいと思いますが・・・という感じです。業務対応は、やはり社内業務で残念ながら研究レベルへの対応は意識していないようでした。

 今回の展示会では研究レベルを意識した大規模言語モデル(LLM) の適用はまだまだこれからという段階で、ハード的な展示が中心と感じました。しかし、製薬関連や医療関連の展示会もあるので、そちらでは、研究に対応した大規模言語モデル(LLM)の展開等あるかもしれません。期待しています。

 研究レベルでの(大規模)生成AI に関する展示が無かったということは、まだまだ一般的な関心が研究レベルまでは及んでいないということの証拠です。私的には、皆が動いていない今からスタートすれば、大きなアドバンテージが得られると考えますし、内心喜んでいるところです。毎日(大規模)生成AI に関する報道や情報が行き交っているので、展示会に行く前は、遅れをとっているのでは?と心配していましたので、一息ついています。








2024/06/04

MEDCHEM NEWS, SEMINAR, Vol.34, AUGUST, No.3 ,2024. 著書の目次です。

 先に、8月1日に発刊されるMEDCHEM NEWSの著作業務をしたと書きましたが、タイトルだけの情報では、どのようなことが書かれているのかイメージがわかないと考えます。そこで、以下に著書の目次を掲載いたしますので、どのようなことが書かれているかイメージしていただければと存じます。ご興味を持たれていただければ幸いです。

表題:

 コンピュータ時代の自動型創薬から情報時代の自律型創薬へ

 ~大規模生成AI が支える、近未来における創薬研究の形~

1.はじめに

2.「コンピュータ時代」から「情報時代」への移行と実験の分類

 21 コンピュータ導入による研究実験(業務)の分類の歴史と種類

 22 新しい基準での研究分類の必要性

3.現在から今後の研究業務における新たな分類の提案:「自動型研究」と「自律型研究」

 31 「情報時代」における研究業務の分類

 32 「自動型研究」および「自律型(オートノマス)研究」

 33 研究業務における「自動型研究」および「自律型研究」の割合

 34 研究業務の知的・創造的業務へのAI技術の適用

4.「情報時代」のAI関連基本技術と原理

 41 AI 技術の歴史と種類

 42 現在汎用的に展開されているAI と(大規模)生成AI の違い

 43 大規模言語モデル(LLMLarge Language Model)とは

 44 ChatGPTが、なぜ知的・創造性を有するのか

 45 大規模言語モデルの学習量が増えると何が起こるのか

 46 大規模言語モデル(ChatGPT)の支援可能な機能

5.  今後の創薬関連研究における人間と(大規模)生成AIとの関係と役割

 51 「自律型研究」における人間と(大規模)生成AIの違い

 52 「自律型研究」における人間と(大規模)生成AIの協調の重要性 

6おわりに

 61 コンピュータ時代のAIと情報時代のAIの違い

 62 非定型研究業務である自律型(オートノマス)研究を支援する(大規模)生成AI

 63 (大規模)生成AIの展開に備えた準備の必要性

7.編集後記 

参考文献

関連著書

関連情報リスト:ホームページ、ブログ、資料





 

2024/05/27

著作者:湯田 浩太郎、
 コンピュータ時代の自動型創薬から情報時代の自律型創薬へ:
 大規模生成AI が支える、近未来における創薬研究の形、
MEDCHEM NEWS, SEMINAR, Vol.34, AUGUST, No.3 ,2024.

  ここ数か月忙しかったのは、著作作業に従事していたので時間が取られていたためです。本著は、私が提唱している「自律(知的、オートノマス)型研究」に関する著述です。2022年11月に公開/発表されたChatGPTは、研究者の専任業務である、知的・創造的業務の支援が可能であるという提案です。今後の「情報時代」のキー技術である(大規模)生成AIは正に革命的技術に相応しい機能や能力を有しています。農耕具時代、産業革命の機械時代、そしてコンピュータ時代に至る数百年間、研究者の能力のみに依存してきた「自律(知的、オートノマス)型研究」の支援が新たなAI(即ち、(大規模)生成AI)にて可能となります。研究の中で最も重要、且つ研究の大部分を占める業務が支援可能となります。これにより、研究の効率化、創造性拡大、知的作業支援、他の様々な研究者依存業務に技術のメスが入ります。研究環境は「情報時代」の革命的AIを迎えて大きく変化するでしょう。

 今回の著作では、ChatGPTを始めとした種々の(大規模)生成AI の進歩が速いので、日々の情報のフォローアップに追われ、情報に入れ替えや、全体の流れを見失なうことの無いように編集しました。ご興味のある方は、是非ご一読ください。現在著者校正待ちで、発刊は8月1日予定となっております。

以上





2024/05/25

インシリコデータ関連ブログ群は徐々に新名称となりまして、新たな環境と内容にて順番に活動始めます。

  ここしばらく、忙しさにかまけてブログの更新が遅れてしまいました。この点お詫びいたします。現在は以前お話いたしましたように、コンピュータが大きな役割を占める「コンピュータ時代」から、大量のデータを中心として変化する「情報時代」へと急速に変わりつつあります。特にChatGPT の公開・発表後は(大規模)生成AIの展開が早く、私も興味を持ちつつ、楽しむと同時に、日々のフォローに追われております。

 時代が変わり「情報時代」となり、AI革命が始まりました。これにより情報時代の研究、特に「自律(知的、オートノマス)型研究」が大きく変化し、研究者の研究業務の形は全く新しいものになると考えます。湯田は、AI 革命における研究業務の変化や、情報時代の研究の有り方や内容等に関する討論を積極的に進めてまいります。今回のAI革命は通常の汎用、事務業務やコマース等の業務よりも、研究業務のような知的、創造的活動が主体となる「自律型(知的、オートノマス)型研究」に極めて大きな影響や変化をもたらすものと考えます。

 今後とも御支援や積極的な討論お願いいたします。





2024/01/25

新たなブログ名称および内容の案です:
This is a proposal for a new blog name and content.

 新ブログを構成するにあたり以下の点を留意しつつ検討いたしました。

■討論テーマは来るべき「情報時代」に相応しい内容とする

・新たな技術等に関する積極的な討論を目指す。

・「情報時代」の基盤技術となる大規模言語モデルや種々生成AIを主たるテーマとする。

■従来型の基本的な分野や手法に関する議論の場も設ける

・「コンピュータ時代」における技術も、ある程度フォローする。

・「コンピュータ時代」と「情報時代」の技術の連携や、改良等の効果も重要。

■インシリコデータのHPとの連携性も考慮する  

・インシリコデータのHPには討論のみならず関連資料が多数掲載されている。従って、そのHPとの連携により、相乗効果が期待できる。


1.インシリコデータブログ:

 ⇒ インシリコデータおよびオートノマス(自律型)関連、一般及び速報


2.オートノマスブログ:

 ⇒ 自律型(知的、オートノマス)研究概論関連ブログ


3.インシリコスクリーニングブログ:

 ⇒ 自律型(知的、オートノマス)創薬等の適用関連ブログ


4.AI法関連ブログ:

 ⇒ 大規模言語モデル(LLM)、種々生成AI 関連ブログ(GAI)


5:KY 法関連ブログ:

 ⇒ KY法およびデータサイエンス関連ブログ


6:テーラーメードモデリングブログ:

 ⇒ テーラーメードモデリング及びインシリコ創薬関連ブログ




2024/01/05

時代の移行や技術の発展に伴い、インシリコデータ関連ブログを刷新致します。
As the times change and technology develops, we will update the in silico data
related blogs.

  現在はコンピュータを中心として殆どの業務が動き、コントロールされる「コンピュータ時代」の絶頂期となっております。このコンピュータ関連技術の発展は多種多様な技術内容で展開され、現在は様々な分野で大きな変化が起こっています。即ち、コンピュータ本体の計算スピードの更なる高速化、メモリー容量の大規模化、ネットワーク関連技術の拡大に伴うインターネットや通信速度の高速化、SNSの普及や多種多様のデータベースおよびクラウド等の多種多様な開発が実現されました。

 このような様々な変化により、現在は「データ」、即ち「情報」が社会の流れや生活を大きくコントロールする情報時代となっております。これに伴い、時代を支える基盤技術にも大きな変化が起こっております。最近話題になっているChatGPTを中心とする大規模言語モデル(LLM)や、様々な生成AI(GAI)等が新たな時代を支える基盤技術となりつつあります。

 株式会社インシリコデータも皆様の暖かいご支援により、来る5月28日にて操業13年目を迎えることとなります。また、インシリコデータ関連ブログも約10年目を迎えることとなります。ブログでは最新の技術を追求して発信してきたつもりですが、技術の発展も早く、今後もブログ発足当時と同じテーマを追求することはあまり意味が無くなってきたと感じております。

 時代が「コンピュータ時代」から「情報時代」へと移行する中で、コンピュータ時代における10年前のテーマを掲げて、技術を討論しても大きな進歩や変化は望まれないと考えます。従いまして、インシリコデータ関連のブログである6ブログにつきまして、来るべき「情報時代」での討論に相応しい内容になるべく検討させていただきます。

 今後ともよろしくご支援お願いいたします。




2024/01/03

 新年あけましておめでとうございます。

 現在のコンピュータ時代から、近未来に実現する

情報時代への移行に遅れることの無いように、全力尽くします。

 よろしくご支援お願いいたします。

ノルウエーのクルーズです:お楽しみください。

世界一美しい船旅・ノルウェー(フッテイルーテンでベルゲンからキルケネスへ)その1 (youtube.com)

北極圏のノルウェー(フッテイルーテン乗船記その2) (youtube.com)