インシリコデータ株式会社関連ブログ;Blog of the In Silico Data Ltd..

 ようこそ(株)インシリコデータブログへ。このブログでは、主としてインシリコデータのホームページでは直接編集できない細かな内容をフォローいたします。本ブログ内容等に関する質問/要望/意見等はこちらのブログか、インシリコデータのコンタクトアドレス(contact@insilicodata.com)にいただければ幸いです。
 なお、一部で著者の私的な情報に関する掲示板としても本ブログを利用いたしますが、この点お許しください。
 In this blog, I discuss and write various themes which I cannot edit on the
homepage of the In Silico Data. This blog also partly include a little personal themes.

2021/02/21

株式会社インシリコデータは設立11周年を迎えます:今後ともよろしくご支援お願いいたします

◆ 株式会社インシリコデータは2021年5月28日に設立11周年を迎えます。

 昨年、設立10周年を迎えましたが、COVID-19下の最初の緊急事態宣言が発出されまして、大きな社会的環境の変化もあり、特に活動らしきことはできませんでした。現在もCOVID-19下での生活は変わりありませんが、ワクチンの開発/投与、ウィズコロナ生活のありかた等徐々に変化/改善が出てきました。

 今年は昨年の分も含めまして活動させていただきますので、今後ともよろしくご支援お願いいたします。


株式会社インシリコデータのマークとして新しいものを追加いたします 

 創設11周年を迎えまして、株式会社インシリコデータは現在用いている会社のロゴタイプに加えまして新たなロゴマークを用いてまいります。以下に、現在用いております会社のロゴタイプと今後用いますロゴマークを併記いたします。今後は両方のロゴをケースバイケースで使い分けてまいります。

 現在用いておりますロゴタイプ同様、新しいロゴマークもよろしくお願いいたします。


 ◆ 現在使用しているロゴタイプ:


 ◆ 新たに追加いたしますロゴマーク:




 



2021/01/27

単なるデータベースからコンテンツ(データ)の世界へ

 第三世代:コンテンツ(情報)の世代 ⇒ ただ保存しているだけのデータでは単なるコンピュータの肥やしでしかない。今後はデータ量と内容(コンテンツ)が問題となるであろう。

 コンテンツはデータであるが単なるデータではない。データは単なる情報を入れている器のようなものであるが、コンテンツは器の中に存在するものとなる。データの利用法や展開手法に工夫を加えることでデータが内包するコンテンツを明白な形として取り出し、様々な機能を発出できることになる。これが、単なるデータでなくコンテンツの所以である。

◆単なるデータベース(辞書)からコンテンツ(情報)の世界へ

 データも集積されればデータベース化するということは、従来のコンピュータ技術の常識であった。この場合のデータベースは言い換えれば電子辞書ということである。データ量が多くなれば辞書から辞典、そして大辞典と変化してゆくが、単なるデータの記録書にしか過ぎない。

 データをまとめたデジタル辞書は単なる情報の保存や確認に利用されるもので、内在する情報を用いた活用までは出来ていない。つまり、辞書はターゲット項目を探すもので、データ間に内在するターゲット情報を探し出すものではない。

◆コンテンツ(情報)の探索と活用

 現在、ハードウエアの機能向上およびデータ解析手法の進歩が急速に進んでいる。この結果従来では考えられない量のデータの扱いが可能となり、従来の数字や文字データに加えて音声や画像データが大量に保存され、その記録密度も急速に向上している。大量のデータを表現して「ビッグデータ」と呼ぶが、現在は確実にビッグデータの時代へと突入しており、このビッグデータを処理するデータ解析手法もきわめて多数展開されている。

◆今後の展開は? (ビッグデータ、データサイエンス、人工知能)

 今後は大量のデータを扱うビッグデータ対応のデータベースが中心となり、データベース自体の関連技術も大きく変化するし、既に変化している。また、データ自体も保存にメモリ領域が取られて保存が難しかった画像や音声データも記録密度高くかつ大量に保存される。ひと昔は難しかった画像情報を直接用いた画像検索も主従開発され、実用化されてきた。

 この大量データを扱う手法としてデータサイエンスや人工知能も急速に拡大している。サンプルデータ数が急速に拡大すると同時に、データサイエンスや人工知能も大量データを扱って実行できる手法の開発も進み、こちらはCPUの高速化が大きな貢献をしている。

 現在、GAFAを中心に大量のデータが蓄えられ、これらのデータを用いて様々な要求に答えるデータ解析や人工知能の応用が展開されている。

 一見、データさえあれば何でもできるように見えてくるが、実際にデータサイエンスや人工知能を実施しようとすると、いくつかの問題点が見えてくる。データサイエンスや人工知能をせいどや信頼性高く実施するためには量だけの問題ではなく、もう一つ重要な問題点の解決が必要となる。次回はこの点について言及します。

 次回のテーマ: 

 ◆ビッグデータ、データサイエンス、人工知能を正しく展開し、適用するには?

以上




2021/01/12

デジタル世界:今後を支配するのは何か、何の時代か?

  GAFAとして表現される巨大IT会社はこのデータ蓄積量と内容の活用、データの集積手法等に卓越した企業であり、そのデータ活用を武器として成長してきた。データ量が少ない時はさほどの力を持たなかったが、データ量が急増し、活用技術が強化され、広く展開/適用されるに伴い、世界を支配する力を持つようになっている。

 昔は、ハード的にもソフトウエア的にも大量データを扱うことが困難であった。しかし、ハードとソフトの機能向上により、サンプルデータの急増や活用技術の高度化を可能とした。その結果、サンプルデータそのものが大きな力を持つようになってきた。

 このように、現在から今後はデータが力であるという世界が実現する。まさに、第三世代で大きな力の源泉となるのはデータであるといえる。

第一世代:ハードウエアの機能向上 ⇒ 第二世代:様々なソフトウエアの展開と機能向上

 今後の第三世代はどのようなものとなるのだろうか。

◆第三世代:コンテンツ(データ)の時代

 コンピュータの第三世代はコンテンツ(データ)の世代と考える。コンテンツの量が膨大なものとなると、想像できないことが出来るようになるし、その影響力は極めて大きい。

 従来はデータを集めても単なるデータベースということで、単なる「デジタル辞書」程度に考えていたものがデータの活用次第で想像もつかない力を持つことになる。これが、今後のコンピュータ上での第三世代としての展開となるし、GAFA等の会社はこれを実現している。

 また、ハードウエアの急激な発展に伴い従来はデータとして保存することが困難な情報(画像や音声データ等)も蓄えられ、その画像密度も向上し、データ量も膨大なものとなっている。監視カメラの情報が捜査に重要なものとなっていることは明確である。 

 日本も、コンピュータを考える場合は、第三世代(データの時代)にあることを意識し、コンテンツの充実を図ることが重要と考える。

 次は、「◆単なるデータベースからコンテンツ(データ)の世界へ」というタイトルで考えてみたい。



2021/01/06

デジタル時代は大きく変化してきました。ハードウエアからソフトウエアへ・・、今後は・・❓

 コンピュータが開発されてきてから、コンピュータに関する展開や進歩は時代の経過とともに主役が交代してきました。

 第一世代:ハードウエアの機能向上、第二世代:ソフトウエアの開発と展開、第三世代:??

 第一世代:コンピュータが開発された当初は主としてハードウエア関連での展開が主でした。当初はCPUの速さをいかに早くするかが大きな問題で、真空管からトランジスタそしてICからMPUの開発と、メモリー密度の急速な向上が実現されてきた。また、コンピュータ同士を結合して高速計算を実現する並列化、等々の様々な技術が展開されてきた。

 第二世代:「コンピュータ、ソフトが無ければただの箱と言われるように、コンピュータの能力を発揮するためにはソフトウエアの進歩も極めて重要である。OSによるコンピュータの制御と仕事の実施、ソフトによるタイムシェアリングの実現、多数のコンピュータの並列化、ネットワークの世界展開でのインターネットへの拡大。ハードを手元に持たないクラウド等の技術も急速に展開されている。

 第三世代:「データ・コンテンツが無ければコンピュータやソフトは意味が無いとなるようになるでしょう。現在は様々な分野で個々のプログラムが構築、強化、最適化されている。第二世代の頂点期ともいえる状態である。この流れは当分続くだろうが、この結果として現在はデータの種類や蓄積量が膨大となっている。このデータの集積に対し、データ処理技術として当初は「データマイニング」、そして現在はさらにデータ量が拡大した表現である「ビッグデータ」として表現されている。

 では、第三世代は何が最も重要で、支配力の源泉となるのだろうか? 考えてみよう。

 GAFAとして表現される巨大IT会社はこのデータ蓄積量と内容の活用、データの集積手法等に卓越した企業であり、そのデータ活用を武器として成長してきた。データ量が少ない時はさほどの力を持たなかったが、データ量が拡大し、活用技術が強化され、広く展開されるに伴い、世界を支配する力を持つようになっている。

 昔は、ハード的にもソフトウエア的にも大量データを扱うことが困難であったのが、ハードとソフトの機能向上により、サンプルデータそのものが大きな力を持つようになってきた。

 このように、今後は「データが力である」という世界が実現する。まさに、第三世代で大きな力の源泉となるのは「データ」であるといえる。

 続いて、「デジタル世界:今後を支配するのは何か、何の時代か?」をテーマとして論じてみたい。



2021/01/01

国際学会参加発表時に訪問した場所の旅行ムービー(YouTubeにアップ)です: 一息ついてください

 *2018年:EUROTOX2018、Brussels

 最初にオランダに行き観光し、その後鉄道でブリュッセルに行き、学会参加と発表を行いました。鉄道で数時間で国境を越えて着くと、オランダとベルギーとで食事を含めた文化や景色等が大きく異なることにびっくりしました。

1.2018年8、9月 オランダ/ベルギー旅行(1)Amsterdam - YouTube

2.2018年8、9月 オランダ/ベルギー旅行(2)Brussel - YouTube 


2019年:EUROTOX2019、Helsinki

 学会はフィンランドのヘルシンキで実施されましたが、最初にスエーデンに行き、ストックホルムでフェリーに乗船し、フィンランドのヘルシンキに行き、学会参加とポスター発表しました。その後、空路ノルウエーのオスロに行き、ベルゲン目指しながらフィヨルド観光を行いました。フィヨルドは絶景でした。

1.2019年9月北欧旅行 Sweden - YouTube 

2.2019年9月 北欧旅行 Norway(2) Hardanger fjord - YouTube 

動画はMasako-yutaの力作です。気に入ったらチャンネル登録お願いいたします。


2020/12/31

新年(2021年)、おめでとうございます

今年はSARS-CoV-2に打ち勝ち、今後展開される新たな世界につながる一歩となるように

チャレンジしてまいります。

2021年もよろしくお願いいたします。



                Have a happy and great New Year !



2020/04/20

COVID-19の治療薬開発を目指した展開の流れ(1):Trend of flow aiming for therapeutic drug development of COVID-19



 COVID-19対策で、4月8日に緊急事態宣言が7都府県に発出されてから4月16日に全国に拡大されました。数か月前の日常とは全く異なる生活環境に突入し、毎日が以前に経験したことの無い環境への対応で、極めて大変な状況となっております。 

 今回のCOVID-19への究極的な解決策はワクチンや治療薬の存在となります。 薬理効果や安全性の確認された治療薬が存在しない現在、COVID-19との戦いは防護のみで、戦う術を持たない人間は無力です。
 城の中に籠ればCOVID-19軍に囲まれても安全ですが、城壁にトンネルがあり人々が一部出入りする状況では、この守り自体が不完全となってしまいます。 結果として、城の内部にCOVID-19軍の敵兵(SARS-CoV-2)が紛れ込む状態になってしまいます。 城兵に戦う力がない限りCOVID-19軍からの解放を実現するためには、ワクチンや治療薬等の強力な援軍が一日も早く救いに来ることが必要となります。

 援軍の状況はどうなっているのでしょうか。大変気になりますね。

2020/01/04

新年あけましておめでとうございます。

    以前より、IT、IoT、インターネット、クラウド等のハードウエア関連の発展が大きなテーマとして論じられてきました。これらの発展と同時にここ数年は、AIやデータサイエンスそしてビッグデータというソフトウエア上での展開が急速に広まりつつあります。しかも、これらの技術が様々な分野のベース技術として多種多様の分野で、且つ様々な形で大きな変革を起こしていることを実感するようになりました。

 インシリコデータの湯田は1980年代よりデータサイエンス、特にケモメトリックスを基本とした創薬、安全性評価、化合物物性等に関する解析実績を積み重ねてまいりました。

◆創薬関連: 

ケモメトリックスの創薬に関する展開で様々な手法を考案し、実際に実データを用いてデータ解析を行い、「リードリトリーバル」「リード化合物再構築」「インテグレーテッド概念「並列創薬」等の様々な手法を提案いたしました。その他、3D-QSARのアプローチとして「SARD」を提案し、システムを構築しております。さらに、人工知能(AI)システム(ルールベース型)とケモメトリックス手法を融合した「マルチカテゴリー創薬」を提案し実施いたしました。本手法は、現在の「ドラグリポジショニング」に該当いたします。さらに、新規化合物デザインをディスプレイを見ながらケモメトリックス手法を適用する「リアルタイムドラグデザイン」も実施しております。

◆データサイエンス関連

データサイエンスの手法としては、KNN法を強化した「超級法」を開発しました。また、ビッグデータ時代の特徴である大量のサンプル数であっても、100%に近い分類率を達成し、重回帰手法では極めて高い相関係数や絶対係数を実現する「KY法」を開発しました。

 現在は「化学データサイエンス」を提唱し、創薬、毒性、物性等のデータ解析へのデータサイエンス適用を提案しております。

 今後は最新の技術を展開しつつ、化学関連の様々な分野へのインシリコ技術の展開を目指して邁進いたします。よろしくご支援お願い致します。


2018/11/18

本物の「天使のささやき」を聞きました:天に上った気持ち・・・

 
 先日、コットンクラブにて開催されたスリー・ディグリーズ(The Three Degrees)のライブに行きました。
 あのソウル、ディスコの頂点にあって、学生時代にはラジオやテープでしか聴けなかったスリー・ディグリーズ。そのスリー・ディグリーズが数メートル先のステージで生で歌っている。本当に天に上った感じでした。

    写真にあるように、数メートル先のステージにあのスリー・ディグリーズの3人が立ち、昔何度も聞いていた曲を腹に響くような大音量で演奏して歌う。
    三人ともそれなりに年を取っていますが、私には心に響いてくる真の「天使のささやき」でした。その他、「ソウルトレインのテーマ」や「荒野のならず者」等々、昔ワクワクしながら聴いていたものです。

 スリー・ディグリーズ、本当に夢のような時間をありがとう・・・。


2018/01/13

新年にあたりまして(3):今年のインシリコデータ活動方針

◆インシリコデータの今後の活動に関しまして:

  インシリコデータの湯田は、大学の薬学部で薬学の基礎を学び、高野誠一研究室にて天然化合物(抗腫瘍性アルカロイド)の合成研究を行ないました。 この期間中、日本で最初に計算機化学(コンピュータケミストリー)を研究テーマに取り上げた故佐々木慎一先生(当時宮城教育大学)下に国内留学をし、計算機化学と化学多変量解析/パターン認識(ケモメトリックス)を学びました。 
  その後、世界で最初に化学多変量解析/パターン認識(ケモメトリックス)研究支援システムのADAPTを開発したJurs教授の下に研究助手として留学しました。 Jurs研では、ケモメトリックスを化合物毒性評価(「芳香族アミンの発癌性評価」)に適用する計算毒性学を研究テーマとして研究し、また、ADAPTの部分開発も行ないました。
  帰国後、豊橋技術科学大学に移られていた故佐々木教授の下でNMRデータベースの構築に二年ほど従事し、その後富士通に入社しました。 富士通では、化合物に関するインシリコ創薬や化合物毒性評価等の分野の研究支援を中心に活動してきました。 この過程で、日本での第5世代人工知能の時代にはルールベースによる様々な人工知能システムを開発しました。 この一つとしてQSAR手法のルーツとなるHansch-Fujita法の創始者である故藤田稔夫先生の発案による創薬支援人工知能システムであるEMILの開発も行なっております。 また、世界最初の商用化合物データベースとなるMACCSの日本での展開や、ADAPTの展開等を行なってきました。 このように活動は、インシリコによる創薬や毒性評価、物性デザインおよびバイオ関連研究を中心としておりました。
  これらの活動実績を基本とし、現在起こっているITや化合物研究分野の大きな変化に臨機応変に対応する事を目指します。 今後は、化合物分野への人工知能適用を中心として活動してゆく所存です。
  先のブログにも書きましたように、化合物分野への人工知能の適用には様々な解決すべき問題が存在し、これらへの挑戦は始まったばかりです。 インシリコデータはこれらの流れに乗り遅れることなく、現在までに学び、経験した様々な技術を駆使して時代の要求に答える人工知能システム構築の一助となるよう活動してまいります。
  インシリコデータは、過去に湯田が開発したKY法に関して多数の特許を取得しております(富士通出願、湯田が発明者)。 今後は、化合物分野への人工知能適用に関する様々な特許の開発と展開を目指します。 また、現在までに行ってきた化合物に関する様々なインシリコ技術に関するノウハウを駆使してのコンサルタント業務も積極的に展開してまいります。

  インシリコデータは、以下の二項目を中心に活動いたします。


1.化合物に関するインシリコ関連技術(特に人工知能)特許の開発と展開

2.化合物に関する様々なインシリコ関連技術に関するコンサルタント業務の展開



  今年度も、よろしくお願い致します。



以上
湯田 浩太郎