インシリコデータ株式会社関連ブログ;Blog of the In Silico Data Ltd..

 ようこそ(株)インシリコデータブログへ。このブログでは、主としてインシリコデータのホームページでは直接編集できない細かな内容をフォローいたします。本ブログ内容等に関する質問/要望/意見等はこちらのブログか、インシリコデータのコンタクトアドレス(insilicodata.contact@gmail.com)にメールをいただければ幸いです。
 なお、一部で著者の私的な情報に関する掲示板としても本ブログを利用いたしますが、この点お許しください。
 In this blog, I discuss and write various themes which I cannot edit on the
homepage of the In Silico Data. This blog also partly include a little personal themes.

2022/01/26

約10年強眠っていたKY法に関するブログが再スタート致しました:
The blog about the KY method, which has been sleeping for about 10 years, has restarted.

  KY法が発明された2010年に作成したブログ(ky-taroのブログ)が見つかりました。

  10年間も保存されていたことに驚くと同時に、こんな感じで書いていたんだと、とても懐かしく感じました。昔の自分が思い出されて、楽しく読みました。

 現在の目で見ても、内容はフレッシュで、現在私がKY法のブログとして立ち上げているKY法のブログと遜色なく(当然ですね私が書いておりますから)、むしろ相補的な情報が書かれていることがわかりました。私の目で見ても、こんなフレッシュな感じで考えていたんだと嬉しく感じます。

 KY法に関する現在および当初のブログと両方とも役に立つ情報がアップされております。またブログを管理する立場であると、書き込む内容が多くなると複数のテーマや内容を併記することはホームページと異なり、一個のブログでは扱いきれないことが多々生じます。この点で、たとえ同じテーマであっても複数のブログがあることは、ルック&フィールの関係や、討論等でテーマを分けて議論できる等の利点があります。

 以上の考えより、今後はKY法に関する二つのブログを上手に運用しながら討論や発表を効率的に実施してゆきたいと考えます。今後とも両方のブログをご活用いただき、ご支援いただければ幸いと存じます。

 ⇒ 「現在のKY法に関するブログ」


 ⇒ 「最初に設定されたKY法に関するブログ」


 KY法が生まれてから既に14年ほど経ちました。急速なIT関連環境の進歩と発達により、時代は大きく変化し、「ビッグデータ」時代に突入しました。10年以上前の環境では「ビッグデータ」と言われる環境は夢想だにしませんでした。それが「ビッグデータ」という言葉が出来て、その適用が注目されている時に、十年以上も前に開発されたKY法が正に「ビッグデータ」対応データ解析手法として再出発しようとしています。感無量です。

 私も頑張ってまいりますので、よろしくお願いいたします。




2022/01/16

データサイエンスや人工知能の現在における大きな流れについて:
ブームから社会インフラへ

 昨年まではIT技術の広範囲かつ急速な進歩により、ビッグデータ時代が到来し、これに伴い大量のデータを扱うデータサイエンスそして人工知能等の技術が展開されてきました。この流れは強く、今後も続いてゆくものと考えます。

*過去におけるデータサイエンスや人工知能と歴史的な展開の流れ:ブームとしての流れ
 データサイエンスや人工知能技術に関する歴史は古く、コンピュータ技術の発展や展開とともに拡大してきました。しかし、その時々で新たな展開があり、そのたびに急速に発展しますが終息するのも早かったものです。データサイエンスではパターン認識の発展と終息、ファジイ理論の展開と終息、ニューラルネットワークの開発と終息と何度も繰り返されてきました。その都度新たな手法を学び、ソフトウエア等を開発し、実際に適用実験を繰り返してきました。人工知能もデータサイエンス同様に、何度も発展と終息を繰り返し、私もその恩恵にあずかり、システム開発を行い、終息の経験を繰り返してきました。
 このように、新展開と発展、そして終息を何度も繰り返してデータサイエンスや人工知能の展開が繰り返されてきました。このような経験を持つと、最近のデータサイエンスや人工知能の展開を見ても、ブームみたいなものでそのうち終息するだろうとみていました。

*現在のデータサイエンスや人工知能と歴史的な展開の流れ:社会インフラとしての流れ
 今回の流れは従来までのパターン(ブーム)と異なり、時代や社会の大きな流れとしてIT関連の様々なインフラやハード技術の高まりがあり、この流れの中で新たな時代にて重要な役割を果たす社会インフラとしてデータサイエンスや人工知能が受け入れられたものと考えられます。
 この結果、今回のデータサイエンスや人工知能の流れはブームではなく、社会生活やライフスタイルの変化に伴って受け入れられた必然的な技術(社会インフラ)になっていると考えます。従いまして、この流れは今後長期にわたり続くものと現在は考えております。

*化学分野での展開へ
 データサイエンスや人工知能の化学分野での展開は、他の分野同様に細々とではありますが、長期にわたり展開されてきており、現在も続いています。良く知られるように、化学、特に化合物を扱う技術はアナログ技術中心で、デジタルで扱うには様々な注意や工夫が必要となります。化学分野へのデジタル技術の適用は、この化合物操作に関するアナログ技術をデジタル技術でどのように扱うかを議論することに集中してきました。
 現在展開されているコンピュータ上での化合物展開は、昔から続く計算機化学という学問分野の研究成果の上に展開されています。これらの、様々な既存技術を理解することなく化学ソフトの構築や利用をすると、自分では気が付かない化学上での違反を起こしたまま化学研究を続けることになります。
 政府はデジタル教育の強化を発表していますが、単にコンピュータを使えるだけでなく、化学を理解してのコンピュータ技術という観点での教育も重要になると考えています。





2022/01/12

新たな「デルタクロン」株が発生したそうです

  オミクロン株の脅威が日本にも急速に押し寄せていますが、本日のニュースで米国での新規感染者数は140万人という驚異的な数字となっています。ウイルスの変異株が発生するのはウイルスのコピーミスや組み換え過程で発生しますので、患者数が多くなれば相対的に変異株の発生確率が増大します。このため、さらなる新規の変異株の発生が危惧されます。

 この事実を反映するかのように本日のニュース 日刊ゲンダイ(DIGITAL 2022/01/12 06:30)で、新たな変異株「デルタクロン」株が発生したとの報告がありました。この事実に対し、

「デルタからオミクロン株に優勢株が変わる過渡期で2つの変異の同時感染者が発生し、2つの変異ウイルスが再調合されたとみられる」と、韓国紙「中央日報」

 上記の報告と考察は妥当であるし、今後のウイルス対策で考慮すべき重要な観点を示している。いづれにしても、ウイルスとの戦いは続くことを考えたならば、ウイルスの罹患者数を増やさないことが新たな変異株の発生を防ぐことに繋がる。
 現時点の流れを見ると、オミクロン株の毒性の弱さや、重症化率の低さが前面に出てきて、罹患者が増えてもインフルエンザと同程度という極端な議論やイメージ作りがなされている。この考えの極端な事例が経済を考慮した「ウイズコロナ」という考え方になるだろう。 
 コロナ罹患者がたとえどんなに増えても恐れるに足らずという考えは極めて危険である。コロナの特性に加えて、一年前とは予防薬や治療薬もそろいつつありコロナへの対応は十分という考えも危険である。ウイルスが変わらなければ、確かに一年前と比較して医療現場の武器はそろいつつある。しかし、罹患者数を増やせば変異ウイルスも増えてくることを考えると、武器も新たな脅威に備えて変異ウイルスに対応できる強力なものを開発しなければならない。 

 新規医薬品開発にも今まで以上にスピードが要求されている。インシリコデータは化学分野のデータサイエンスや人工知能の適用研究を多数実施してきた。この実績や経験をもとに、化学分野のデータサイエンスや人工知能の究極の形である「オートノマス(自律型/化)化学:Autonomous Chemistry」を推進し、新たな脅威に向けて頑張ってゆきたい。





2022/01/07

関東地方が4年ぶりの積雪となりました。インシリコデータのベランダにも積雪があり、厚い氷が張りました。

  昨日、関東地方に約4年ぶりの多さとなる積雪がありました。習志野も昨日は午後から急に雪が強くなり、夕方にかけて約10センチ程度の積雪となりました。

 一夜明けた本日、インシリコデータのベランダを見ますと一面真っ白になり驚くほどの積雪量となっていました。夜に外を見ますと、雪は降っておりませんで星がキラキラと奇麗に輝いていました。これは相当冷えそうだな―と・・感じました。

 今朝の、インシリコデータのベランダの様子です。快晴で日の当たるところは雪が溶けつつありますが、日陰の部分にはまだまだ雪が残っています。

インシリコデータのベランダの様子です。

 また、昨日は相当冷え込んだせいか、ベランダに置いたポリバケツの水が凍り、厚い氷が張っていました。
バケツに張った氷の様子です。
 
 氷の厚さがわかるように90度回転させたのが上記写真です。暑さは約5センチ程度となっていました。相当冷えたようです。
 ベランダの花類は部屋の中に移しておいたので、元気です。雪が無くなったらまた、外に出して、いっぱい太陽の日を浴びてほしいです。




2022/01/01

新年あけましておめでとうございます! Wishing you a happy new year 2022.

謹賀新年

  今年もよろしくお願いいたします。


 コロナの無い日々を過ごせるようになりますことを願います。

 研究活動では、化学研究分野でのデータサイエンスや人工知能を積極的に展開し、チャレンジするべく努力いたします。