ここ数か月忙しかったのは、著作作業に従事していたので時間が取られていたためです。本著は、私が提唱している「自律(知的、オートノマス)型研究」に関する著述です。2022年11月に公開/発表されたChatGPTは、研究者の専任業務である、知的・創造的業務の支援が可能であるという提案です。今後の「情報時代」のキー技術である(大規模)生成AIは正に革命的技術に相応しい機能や能力を有しています。農耕具時代、産業革命の機械時代、そしてコンピュータ時代に至る数百年間、研究者の能力のみに依存してきた「自律(知的、オートノマス)型研究」の支援が新たなAI(即ち、(大規模)生成AI)にて可能となります。研究の中で最も重要、且つ研究の大部分を占める業務が支援可能となります。これにより、研究の効率化、創造性拡大、知的作業支援、他の様々な研究者依存業務に技術のメスが入ります。研究環境は「情報時代」の革命的AIを迎えて大きく変化するでしょう。
今回の著作では、ChatGPTを始めとした種々の(大規模)生成AI の進歩が速いので、日々の情報のフォローアップに追われ、情報に入れ替えや、全体の流れを見失なうことの無いように編集しました。ご興味のある方は、是非ご一読ください。現在著者校正待ちで、発刊は8月1日予定となっております。
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