インシリコデータ株式会社関連ブログ;Blog of the In Silico Data Ltd..

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2016/01/04

◆ 新年明けましておめでとうございます


新年明けましておめでとうございます。
今年もよろしくお願い致します。

思えば、昨年は仕事面でいろいろなことをさせていただき、暖かい皆様のご支援を受けまして無事完了する事が出来ました。
改めまして御礼申し上げます。

仕事以外の面では、日本で初めて挙行されたエアショーを観戦する事が出来ました。あの爆音がまだ耳に残っています。
4月にはポールマッカートニーの東京ドーム公演に行き、青春時代に戻って楽しんできました。また、6月はN響のコンサートにゆき、11月にはミュンヘン交響楽団と辻井伸行の公演会に行き、辻井伸行のひた向きな姿勢に感動してきました。さらに12月には、N響による第9の演奏を聴き、年の締めくくりをしてきました。
また、ポルトガルで開催されたEUROTOX2015にポスター発表をしたので、ポルトガルのリスボンとポルトに行きました。帰国時に、イギリスにより、ロンドンの観光をしてきました。これらの様子は写真集として本ブログに掲載しております。

最近、ビッグデータやIoT等の言葉が使われるようになり、これにつれて大量データを処理する手法の一つとして、人工知能の適用が注目されるようになってきました。
ビッグデータやIoTは、従来とはスケールや内容等の観点でその規模や情報の広がり等が桁違いに拡大してゆく状態を想起させます。このデータ爆発ともいえる状態に対応するためには、従来とスケールが大きく異なる機能や能力を持った様々なハードやソフトの開発/展開/適用が必要となります。
現在は、特にハード的な進歩が速く、かつ大きいためビッグデータの種類、内容、スケールが急速に膨張し、それらの貯蔵庫ともいえるデータベース等の整備が喫緊の課題となっています。
大量のデータが蓄えられるようになり、そのデータの使い勝手も良くなると、次に問題となるのがソフトとしてのデータ解析/処理手法の展開です。データ解析/処理となると一般的に多変量解析/パターン認識が前面に出てきますが、今回は人工知能技術が大きく前面にでてこようとしています。
現在の人工知能技術は、従前より実施されてきたノウハウをルールとして用いるルールベース型人工知能と、ニューラルネットワークで代表される学習による知識獲得型の技術より構成されます。なお、スーパーコンピュータを用いてチェスやクイズゲームでチャンピョンになり、注目を集めるIBMのワトソンは意思決定支援システムであり、開発者は人工知能とは一線を画して考えています。

人工知能と化学の分野の繋がりは強く、歴史的にも人工知能の草創期から化学分野への適用が多方面で展開されてきました。これらの詳細は改めてアップ致します。

以上
2016.1-4
湯田 浩太郎

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