日本でエアレースがみられるとは思ってもいませんでしたので、とても楽しい体験をしました。
幕張に住む知人より、エアレース観戦しませんかというお誘いが来ました。知人は幕張ベイタウンの高層マンションに住んでおり、そこはエアレースの場所からはちょっと遠いのですが、レース場全体を俯瞰できる絶好の場所でした。ベランダから幕張海浜公園を見る景色は抜群で、天気が良ければ富士山も良く見えるとの話でした。
観戦したのは5月16日(土)の予選です。高いところから撮るので、海岸からは見えない富士山をバックとしたレースの写真が撮れるかなーと期待していたのですが、当日は薄曇りの天気で、残念ですが富士山とセットの写真は撮れませんでした。
今回のコース全体の俯瞰図が以下のレッドブルの公式サイトに掲載されています。
http://www.redbullairrace.com/ja_JP/event/chiba-2015
以下の写真はベランダからエアレース場を見たものです。
また、コース中のシケインと呼ばれるところを飛行している様子が下の写真です。コースを左右に移動させるために機体がほぼ垂直になっている事が良くわかります。さらに、コースの沖には多数のプレジャーボートや釣り舟等が浮かんでおり、エアレースを
見物している様子がわかります。
下の写真は、コースでは両端部分で折り返し飛行しなければならないので、この部分で急激にGがかかりパイロットの体力と腕の見せ所ですが、10Gを超えやすくなるので飛行的には難しいところです。下の写真は、このコース端となるバーチカルターン部分の西エンド部分(右のビルがアパホテル幕張)です。ここのパイロンの間を飛行機が通り抜けている写真です。この後、急速に左旋回して戻ってきます。
最初の写真でわかるようにロケーションとしては若干遠かったのですが、コース全体が良く見えるので問題はありませんでした。この距離だと飛行機がスモークをたかないとその位置を見つけることは困難であることがわかりました。爆音自体は良く聞こえるのですが、スモークがないと機影をつかむことは極めて難しいです。
あらかじめ、望遠鏡を用意しましたが、レース中の飛行機の動きが速く、望遠鏡で追う事は困難なので早々とあきらめました。その代りとしてコンパクトカメラを使いましたが、20倍光学ズームでデジタル40倍だと思ったよりも大きく撮る事が出来ました。コンパクトカメラのムービー機能で撮ると比較的飛行機を追いやすく、肉眼では見えない飛行機のペインティングも良く見えました。
来年も開催されれば素晴らしいなーと思います。まだ決定はしていないようですが、来年の開催可能性はかなり高いようです。
以上
2015.5.18